たっかブログ

いつまで続くか山ガール

大雪山連峰の氷点下の世界

大雪山連峰 黒岳1984mと旭岳に次ぐ北海道第2高峰の北鎮岳2244mの縦走。

 

層雲峡にある黒岳ロープウェイに朝6時過ぎに到着。気温2度。山頂は氷点下予報。

 

ロープウェイに乗り7分で5合目まで行き、その後ペアーリフト15分で7合目まで行きます。

 

吹きっさらしのリフトなので、ウインドブレーカーのみでは寒い。旦那は寒い寒いと言い震えてました。

 

私は日差しが差していてポカポカして寒くはなかったです。脂肪があるからかしら?両極端ですね。

 

入山届のところにある温度計で-1度。水たまりは凍っており、下に敷いてある木も岩も凍っている。しかもびっくりするくらい滑る。

 

霜柱を見るのも珍しい。道産子の私なのに霜柱が珍しいの!?と思われてる人もいるかと思いますが、すぐ雪が積もってしまうことが多いので霜柱を見る機会あまりないです。

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氷点下という寒い世界のおかげで、雪の結晶のように凍った華、雪の華を見ることができました。大げさかもしれませが、これもなかなか見ることができません。

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8合目で見えた雲海が見事です。

まるで雲の上にいるよう。

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登山道は一段一段歩きやすいように整備がされています。

9合目にはまねき岩があり、それが見えるともうすぐ山頂です。

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景色を見ながら登って行くと山頂まであっという間です。

 

ハイマツも凍っていて、かき分けて進むもビヨーンって枝がリバウンドして戻ってきます。

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黒岳山頂から石室と呼ばれる避難小屋を通り雲ノ平と呼ばれ見晴らしのよいためころを過ぎ、平地をしばらく歩きます。

 

お鉢平展望台手前の岩場で、ロープウェイを使わず下から登って来たという男性に遭遇。

 

同じような時間帯にロープウェイ、リフトと乗り継ぎここまでたどり着いた私たちなのに、下から登って来た人と同じ時間とは…。

 

そうこうして抜かしていくも、あっというまに消えてしまった。

 

北鎮分岐でひと休憩してる時に、抜かして行った人が山頂から降りて来ていた。恐るべし強者。

 

大雪山の中央部直径役2㎞窪地をお鉢平と呼び、約3万年前に大雪火山が爆発した跡がカルデラです。

 

北鎮岳の山頂はかなり冷えていたので、顔が痛いの何の…痛いです。

 

もうこの時期の帽子はキャップではなくニット帽でしかも耳まで隠れる帽子でも良かったかなと思いました。

 

山頂でiPhone動画を撮っていたら、バッテリーが半分以上あったのに関わらず、残り10%になり、気がつくとご臨終になってました。

私のiPhoneは寒さに弱いすぎだぁ。毛皮でも着せないとダメですね。

 

山頂なのにベンチもあり、くつろげます。広大なお鉢平を見ながらお昼。

 

行きはヨイヨイ、帰りは怖いという歌もある通り石室から黒岳山頂までは急登で、かなりゼーゼーして登りました。

 

行きのロープウェイでは10人くらいしか乗っていなかったのに、帰りは満員御礼でした。

 

黒岳の人気が伺えます。8割以上が外国の人でした。層雲峡に泊まりロープウェイで観光する人も多いのかなと思いました。

 

総距離11.3㎞ 総時間7:23 7合目から黒岳まで1:17 北鎮岳まで2:05 下山 黒岳まで1:25  リフト乗り場まで0:59