男の山1100.4mと女の山1002m
皆さん、北海道にはアイヌ語の名前のついている山がたくさんあることを知ってますか?
ヌプリやシリはアイヌ語で山と言う意味です。
北海道新十津川町と当別町の境にある樺戸山地の ピンネシリはアイヌ語で男の山と言い、隣にならぶ山を待根山(まちねやま)アイヌ語でマチネ・シリ 女の山と言います。
ピンネシリは北海道百名山です。
ピンネ→男、マチネ→女、シリ→山
登山口まで林道5㎞車で走ります。脇に川が流れており滝もあります。
林道にも2カ所、沢から水が流れて出て走りずらいところもありました。
もちろん林道からは携帯が圏外になります。
ピンネシリと待根山の縦走。砂金沢コースを登ます。
入山届を書く所はありませんでした。ここから登山スタート。いきなり急登です。
1人通れるだけの細い山道だったり、急に広々として歩きやすかったりします。
噂には聞いていましたが、本当に倒木が多かったです。何本倒れているのか数えていましたが、途中からあまりの倒木の多さに数えるのをやめてしまいました。
登ってみたり、くぐってザックが引っかかったり、またいでは、またぎきれずに地面に足がつかず倒木に座ってみたりとアスレチック気分です。
倒木全部で10本以上はありました。
こんな風に歩く所を切ってあれば、歩きやすく楽チンですが、あまりありませんでした。
いきなり舗装道路があります。右や左にも行けますが、真っ直ぐ進みます。
山頂まで4㎞地点で面白いモノを発見!
【山頂までバッタリと熊に会ったら死んだふり】まだ2㎞しか歩いてない…と実感。
葉っぱも落ち、かなり落ち葉が積もっていて、フカフカして歩きやすかったです。落ち葉のお陰でドロドロしたぬかるみも少なかったし。
ここを左に行くと待根山、右に行くとピンネシリです。
先に待根山へ行きます。道民の森地区に多い?歩幅の合わない階段があります。
一段ずつ登ると歩幅が狭いし、一段飛ばすと息切れしてしまうので、ゆっくり登って行きます。
待根山の山頂から隈根尻山までの縦走も昔はあったようですが、今は危険とのことで行く事ができません。
ピンネシリ山頂には頭が丸い白い物体が。これは雨雪の量を観測するレーダです。
この時期やはり寒いですね。風も冷たいです。凍らせている水がなかなか解けません。
いつも山頂がガスっていて見えない事が多い山ですが、今日は景色が一望できます。
下山の倒木は体力消耗してることもあり大変でした。 できることなら全てまたぎたかったです。
エゾシマリスが冬眠の準備で大忙しでした。ほっぺの頬袋に食料をため込んで、スゴイ顔になってました!
ため込みすぎじゃないの?っていうくらい膨らんでました。顔の輪郭変わりすぎ!! それでもブチャ可愛いかったです。
写真がないのが残念。
総距離11.9㎞ 総時間6:49 登り待根山まで2:38 ピンネシリまで0:32 下山2:22