たっかブログ

いつまで続くか山ガール

札幌岳1293m

札幌岳は札幌市南区の定山渓を超え、豊平峡ダム付近に冷水コースの登山口があります。北海道百名山です。

 

朝7時前 車は1台のみ止まっています。気温8度。

 

寒いけれどこんな服装で大丈夫なのか…といつも思うのだけれど、結果暑くて汗をかいてしまう。

 

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入林届を書いてここから登山をはじめます。

注意看板がありました。

 

空沼岳への縦走路は整備されることがないので充分に気をつけること。

 

遭難事故もあるようです。

 

登ってすぐに倒木がありました。くぐったりまたいだりします。その後も何本もの倒木がありました。

 

渡渉も何回もあります。同じ沢を行ったり来たり渡ります。

沢沿いの樹林帯をゆるやかに進んでいき、冷水小屋に到着です。山頂までちょうど半分くらいの距離です。

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木彫りのフクロウがお出迎えしてくれます。

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冷水小屋から急登になります。急登も急登。超がつくくらいの急登です。山頂に近づくにつれなだらかになります。

 

それまでひたすら踏ん張って登っていきます。

ここ札幌岳の登山道はドロドロぬかるみスゴイです。岩が少なく粘土地だからなのでしょうか登った山ベスト3に入るくらいドロドロぬかるみ多いです。


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山頂は少しガスってました。白いポツンと見えるのが札幌ドームです。

黒くて見えづらいですが八剣山も見えます。

せっかく登ったのですが、あまりの寒さにゆっくりできませんでした。上着を着ても体が震えます。

 

帰路で直立した白い木々、小枝がなくてっぺん付近のみに葉っぱがついてるところで不思議な音が聞こえました。

 

近くには誰もいない。耳をすますと一本の木が揺れていました。それに合わせて音が鳴ってます。なく木があるだなんて知りませんでした。

 

少し歩くと今度は 話をしているかのような声が聞こえました。何度も辺りを見渡すけれど近くに誰もいません。

 

話し声っぽくもあり何かの曲を奏でているかのようにも聴こえます。

風でガサガサ揺れてる感じではなくメロディーが。木々の演奏会のよう。

 

最近気になることがあります。山なのに突然甘い匂いがすることが、あちこちであります。

 

柔軟剤の匂いかと思うくらいはっきり匂います。フルーツの木でもあるのかな…と思いますが近くにありません。

 

未だにその正体がわかりません。今日は不思議な体験が多かったです。

 

帰りに豊平峡温泉にあるナンカレーに惹かれたのですが渋滞回避の為、諦めました。豊平峡ダムの紅葉を見にくる人の車がどんどん増えています。

 

ゆっくり食べていたら渋滞にハマりそうだったので、そのまま帰宅しました。

 

数年前に豊平峡ダムの紅葉を見に来た時に、渋滞の長蛇の列にハマった苦い思い出が脳裏をよぎります。

 

総距離11.3㎞ 総時間6:20 登り3:10 下り2:19